フランスのパワ―スポット「ルルドの奇跡の泉」といえば、知っている人も多いのではないでしょうか?
ルルドは、
聖母マリアが現れ、
いくつもの奇蹟が起きたことで
世界的に有名になり、
今では、カトリック教会の一大聖地!
フランのス巡礼地です。
そのマリア様の出現を体験したのが、ベルナデッタという少女なんです。
今回は、「ベルナデッタ・スビルー」について、
ベルナデッタが眠る場所「フランス・ヌベール修道院」について
ご紹介します。
ベルナデッタ・スビルーとは
この写真は、ルルド大聖堂に行ったときに「Basilica of St. Pius X」内で撮影したものです
ここにも書いてありますが、「Sainte Bernadette」
「セイント・ベルナデッタ」、セイント=聖人なんです。
ベルナデッタは、1879年に亡くなった後、肉体が腐っていないことでも有名ですよね。
聖ベルナデッタのご遺体は、ルルドではなく、フランスのヌヴェールの修道院に安置されています。
(私は実際に訪ねたので、ベルナデッタのご遺体を拝見させて頂きました)
まずは、聖女・ベルナデッタについて
ベルナデッタ・スビルーは、フランスの聖女。
(Bernadette Soubirous, 1844年1月7日 – 1879年4月16日)
南仏のルルドで聖母の出現を体験し、
後にヌヴェールの愛徳女子修道会の修道女となる。
写真に撮られたカトリック教会の最初の聖人である。
ベルナデッタによって発見された泉の水によって不治の病の治癒例が多く見られ、教会が公認したものだけでも68例にのぼり、ルルドはカトリック教会の最大の巡礼地の一つとなった
(引用:wikipedia)
ベルナデッタの生家とカショー
こちらが、ルルドにあるベルナデッタの生家
今は、ルルドの観光名所のひとつになっていて、入場料金を払って、中に入って見物できるようになっています。水車小屋も小さいですが、家の中に入ってみると、本当にこじんまりと、作りも小さく、ベルナデッタが寝ていたであろうベッドも展示されています。
また、ベルナデッタの両親や家族の写真の展示もあります。
ギフトショップも併設されています。
ベルナデッタの生家を実際に見て感じるよりも、
実は、もっともっと・・・壮絶で、貧しく苦難の幼少期を過ごしています。
生まれてからこの水車小屋に住んでいたのですが、
その後、さらに不幸が重なり、さらに小さく汚い場所へ家族で移っています。
「カショー」と呼ばれた牢獄跡の建物に住むことを余儀なくされた。
(引用:wikipedia)
ルルド大聖堂から、歩いて行ける場所に、カショーはあります。
カショーも実際に中に入って、見ることが出来ます。
ここには、さまざまな言語に訳された
観光用の説明がラミネートされ置いてあります
なんと!
日本語で説明を読むことが出来ます。
(google map から引用させて頂きます。)
本当に本当に、狭くて、
ここに4人で住んでいたの???
信じられない。
と思ってしまいます、
そして、ここで
ベルナデッタの家族は、
「毎晩大きな声で、フランス語で夕の祈りを唱えていた」ということなんです。
信仰の力
信じる力
すごいですよね。
こんな状況でも、祈り続けたという事実、、、すごすぎます。
ベルナデッタの家族のあまりにも清純な様子に胸が熱くなり、というか、痛いくらいでした。
そんな気持ちになると・・・写真が全く撮れない私です
カショーの場所はこちら↓↓↓
ベルナデッタに起きた奇跡
ベルナデッタの元に、18回聖母マリアが出現しました。
第1回目の聖母マリアの出現があったのが、1858年2月11日
そして、聖母に15回ここに来なさいと告げられ、ベルナデッタは通います。
15回目のマリア様の出現では、
「泉に行き、その水を飲み、顔を洗いなさい」ということでした。
洞窟の奥の泥土を手で掻き起すとそこに泉を見つけました。
そのお水こそが、ルルドの奇跡の水、
病気が治った例がいくつもあるまさに奇跡
その泉が湧いてきたのが、ここ↓
洞窟です。
今もお水は、次から次へ湧いています
ここからお水を汲むことはできませんが、
ルルドには、誰でも水を汲める場所があります。
マリア様出現についてもっと知りたい方はこちら
日本語で詳しくわかりやすく説明してあります
ヌベールの修道院
ベルナデッタのご遺体が安置されている場所は、ヌヴェールの修道院です。
ヌヴェールの愛徳修道会本部修道院
当時のヌヴェールの修道院の会則はこちら↓
17世紀に創設された愛徳修道会は、
「不幸な人々以外のことに、決して関心をもってはいけません。その人々を心から助けること以外の心づかいや心配を、決してもってはなりません」
というドゥラヴェンヌ師(フランス語版)の言葉を会則としており、貧しい家庭の女の子に初等教育を施すことと、誰からも望まれない老人を迎えることにとりわけ意を用いていた。
(引用:wikipedia)
私が訪れた2016年は修道院の中での写真撮影はできなくなっていました。
ただ、修道院に宿泊はできるようでした。
この写真は、ギフトショップで購入したポスターです↓
びっくりしませんか?
ただ、眠っているように見えませんか?
そして、美しい・・・
安らかで、穏やかで。
ヌヴェール修道院で、ベルナデッタのご遺体と対面した時は、
本当に美しくて、清楚で、清純で、、、
じーと見つめているだけで、なんだかエネルギーが体中を駆け巡って行っているようでした。
修道院の中の空気が神聖で、清らかで、、、修道院の中が別世界のような気がしました。
初めてベルナデッタのご遺体を前に、祈っている時、彼女のことが、野に咲く花、とっても清らかで可憐なエネルギーを醸し出している、ヌヴェール修道院自体も真っ白というか、清純そのものって感じを受けました。(個人的な感想です)
修道院中は写真撮影はできないのですが、外には案内板が出ています。
修道院の時間
11月-3月 |
8:00-12:00 14:00-18:00 |
4月-10月 |
8:00-12:30 13:30-19:30 |
【アクセス】
住所 | Espace Bernadette Soubirous Nevers 34 rue saint Gildard 58000 Nevers – France |
アクセス(電車) |
(1)パリから2時間(パリ‐クレールモンフェラン) ★Nevers ヌヴェール駅から600m、徒歩10分くらい
|
鉄道info | www.voyages-sncf.com |
WEB(日本語) | ヌヴェールの愛徳修道会本部修道院 |
修道院の中の地図がありますので、訪れる方は前もってご覧くださいね
日本語です!
前は日本はなかったので、できたのだと思います。
ルルドの今
1858年にルルドの聖母の出現以来、カトリックの巡礼地となり、聖域の事務局によれば、約6万人の患者や病人を含む毎年600万人の巡礼者や観光客を迎い入れています。
ベルナデッタによって発見された泉の水によって不治と思われた病が治癒する奇跡は、教会が公認したものだけでも68例にのぼっています。
ルルドの奇跡の泉へ訪れる人は後を絶ちません。
世界各国からルルドへ続々と人が今も訪れています。
ルルドに行ってみて、思うのですが、
本当に本当に、みなさん、神聖な気持ちで祈られています。
だからこそ、ルルドの磁場は今も、聖地であり続けているのだと思います。
人々が祈る力が、こんなにすごいパワーを持っているのかと行って初めて気付かされました。
ルルドの夜のろうそく行列はすごいです。地球の大地から湧き上がってくるようなエネルギー、そしてその湧きあがってきたパワーはどんどん増幅するような感じでした、、、言葉で言い尽くせないパワーです。
聖母マリア様からのベルナデッタへのメッセージであった行列について、
今も夜のろうそく行列として行われているんですよね。
ベルナデットは、聖堂を建てることと行列をして欲しいという、女性からのメッセージを教区の司祭であるペラマール神父に伝えた
(引用:wikipedia)
ルルド大聖堂についてこちらがおすすめ
・ルルドおすすめホテル3選!聖域に近い人気ホテルだけ紹介します
・【パワースポット】フランスのルルド!ろうそく行列は誰でも参加できる?
最後に
ベルナデッタについて、ルルドの奇跡について、ご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
ベルナデッタのご遺体は、今もヌヴェールの修道院の一番前の聖域に安置されています。彼女がそこにいることで、何かを感じたり、勇気づけられたり、共に祈ったり。いつも共に祈り続けることを教えてくれ、彼女の生き方そのものを見せてくれ、感じさせてくれる場所。
フランスまでは、なかなか遠くて、行けないという方、
ベルナデッタの写真から、ルルド大聖堂から、何かを感じて頂ければ嬉しいです。
純真で無垢であったベルナデッタの元に、聖母マリア様は現れたのでしょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
今日も佳き日でありますように。
LOVE & PEACE
ルルドを訪れたい方へ
フランスルルドとヌヴェールに訪れるのに、なかなかツアーはないと思います。個人旅行になります。現地までの行き方、ルート、アクセスなどのご相談を承ります。
あなたの旅のコーディネイト、ご相談に乗ります。
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