3/25、外務省は全世界に渡航危険情報「レベル2(不要不急の渡航自粛勧告)」を出しました。
既に、欧州各国で新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、欧州の一部地域の感染症危険レベルを「レベル3(渡航は止めてください)」に引き上げられています。欧州でのレベル3指定国は20か国、16か国がレベル2。欧州以外では、イラン全域の感染症危険レベル3
日本からの渡航者や日本人に対する入国・入域制限や入国・入域後の行動を制限している国について下記に紹介します(3月27日午前6時現在、リンク先は全て外務省)
本当に誰もが予想しない、信じられない状況になっていることを把握ください。外務省のページを閲覧しやすいに紹介しますのでご活用ください
日本からの渡航者や日本人に対する入国制限や入国後の行動制限している国
国・地域によっては、入国制限措置と入国後の行動制限措置をとっている場合があります。入国後の行動制限は、国籍を問わず全渡航者を対象にしている措置や自主的な対応を求めるものも含まれています。各国の対応は極めて流動的なので、外務省の最新の情報を確認の上、現地滞在中に問題が発生した場合、最寄りの大使館に相談するようとのことです。
入国制限
日本人を含めた入国者に自宅やホテルなどでの14日間の待機と公共交通機関を使わないよう要請する入国制限の対象に東南アジアや中東アフリカ11カ国を追加。出入国管理法に基づく入国拒否の対象にもイタリアなど欧州21カ国とイランを加える。
自宅などでの待機要請をするのは、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、イスラエル、カタール、コンゴ民主共和国、バーレーンの11カ国からの入国者。28日以降に出発した入国者が対象になる。
入国拒否の対象の国
アイルランド、アンドラ、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、フランス、ベルギー、ポルトガル、マルタ、モナコ、リヒテンシュタイン、ルクセンブルクの欧州21カ国とイラン。14日以内にこれらの国に滞在歴がある外国人は、27日から特段の事情がない限り入国できない。
中国と韓国からの入国制限は、4月末まで延長する。
・日本を含む感染確認国・地域からの入国・入域制限が行われている・国・地域
(176ヶ国・地域)
アイスランド、アゼルバイジャン、アラブ首長国連邦、アルジェリア、アルゼンチン、アルメニア、アンゴラ、アンティグア・バーブーダ、イエメン、イスラエル、イラク、インド、インドネシア、ウガンダ、ウクライナ、ウズベキスタン、ウルグアイ、エクアドル、エジプト、エストニア、エスワティニ、エチオピア、エリトリア、エルサルバドル、オーストラリア、オーストリア、オマーン、オランダ、ガーナ、カーボベルデ、ガイアナ、カザフスタン、カタール、カナダ、ガボン、カメルーン、韓国、ガンビア、北マケドニア、ギニア、ギニアビサウ、キプロス、キューバ、ギリシャ、キリバス、キルギス、グアテマラ、クウェート、クック諸島、グレナダ、クロアチア、ケニア、コートジボワール、コスタリカ、コソボ、コモロ、コロンビア、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、サウジアラビア、サモア、サントメ・プリンシペ、シエラレオネ、ジブチ、ジブラルタル、ジャマイカ、ジョージア、シリア、シンガポール、ジンバブエ、スイス、スウェーデン、スーダン、スペイン、スリナム、スリランカ、スロバキア、スロベニア、赤道ギニア、セーシェル、セネガル、セルビア、セントクリストファー・ネイビス、セントルシア、ソマリア、ソロモン諸島、タイ、台湾、タジキスタン、チェコ、チャド、中国、チュニジア、チリ、ツバル、デンマーク、ドイツ、トーゴ、ドミニカ共和国、ドミニカ国、トリニダード・トバゴ、トルクメニスタン、トンガ、ナイジェリア、ナウル、ナミビア、ニウエ、ニジェール、ニューカレドニア、ニュージーランド、ネパール、ノルウェー、バーレーン、ハイチ、パキスタン、パナマ、バヌアツ、バハマ、パプアニューギニア、パラグアイ、ハンガリー、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、フィンランド、ブータン、仏領ポリネシア、フランス、ブラジル、ブルガリア、ブルキナファソ、ブルネイ、ブルンジ、ベトナム、ベネズエラ、ベリーズ、ペルー、ベルギー、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ボツワナ、ボリビア、ポルトガル、香港、マーシャル、マカオ、マダガスカル、マラウイ、マリ、マルタ、マレーシア、ミクロネシア、南アフリカ、南スーダン、ミャンマー、モーリシャス、モーリタニア、モザンビーク、モルディブ、モルドバ、モロッコ、モンゴル、モンテネグロ、ヨルダン、ラオス、ラトビア、リトアニア、リビア、リヒテンシュタイン、リベリア、ルーマニア、ルクセンブルク、ルワンダ、レバノン、ロシア
・入国・入域後の行動制限措置が行われている国・地域
(66ヶ国・地域)
アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アメリカ、アルバニア、イラン、インド(ケララ州など)、エストニア、エチオピア、ガボン、韓国、北マケドニア、キプロス、キューバ、グアテマラ、クロアチア、ケニア、コスタリカ、ザンビア、ジブラルタル、ジャマイカ、シンガポール、スリランカ、スロバキア、セルビア、タイ、台湾、タンザニア、中国、デンマーク、トーゴ、トルコ、ナイジェリア、ニューカレドニア、ネパール、ノルウェー、バーレーン、パナマ、パレスチナ、バングラデシュ、東ティモール、フィジー、仏領ポリネシア、ブルネイ、ベトナム、ベナン、ベラルーシ、ベリーズ、ポーランド、ポルトガル、香港、ホンジュラス、マカオ、マラウイ、マルタ、ミャンマー、モナコ、モルディブ、モンテネグロ、ラオス、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ルワンダ、レソト、ロシア
中国の各省、香港における移動制限情報
陝西省、山西省、甘粛省、河南省、河北省、湖北省、湖南省、青海省、安徽省、浙江省、江蘇省、江西省、広東省、海南省、福建省、遼寧省、吉林省、黒竜江省、四川省、貴州省、雲南省、山東省、香港
東南アジアについて
3/25に外務省は、東南アジア7ヶ国に感染症危険情報「レベル2(不要不急の渡航自粛勧告)」を出しています。
対象国は、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア。
これらの国では新型コロナウイルスの感染が拡大しており、全ての外国人に対して入国制限措置を取るなどの厳しい措置を講じていることなどから、「レベル2」へ
●東南アジア7か国,イスラエル,カタール,コンゴ民主共和国及びバーレーンからの全域からの入国者に対する検疫強化(日本国籍者も対象)
●東南アジア7か国,イスラエル,カタール,コンゴ民主共和国及びバーレーンに対する査証制限等(左記の国に所在する日本大使館又は総領事館で3月27日までに発給された一次・数次査証の効力停止,査証免除措置の停止,APEC・ビジネス・トラベル・カードに関する取決めに基づく査証免除措置を停止)(日本国籍者は対象外)
外務省の3月27日情報「水際対策強化」
日本における新型コロナウイルスに関する水際対策強化(新たな措置)が追加されました
外務省website●今般,日本において「水際対策強化に係る新たな措置」が決定されました。
●本件措置の主な点は以下のとおりです。日本への帰国等の際には,ご留意いただくとともに,最新の情報をご確認ください。今般,「水際対策強化に係る新たな措置」が決定されました。本件措置の主な点は以下のとおりです。
●上陸拒否対象地域に欧州21か国及びイランの全ての地域を追加(注1)(日本国籍者は対象外)。
●東南アジア7か国,イスラエル,カタール,コンゴ民主共和国及びバーレーンからの全域からの入国者に対する検疫強化(注2)(日本国籍者も対象)。
●東南アジア7か国,イスラエル,カタール,コンゴ民主共和国及びバーレーンに対する査証制限等(左記の国に所在する日本大使館又は総領事館で3月27日までに発給された一次・数次査証の効力停止,査証免除措置の停止,APEC・ビジネス・トラベル・カードに関する取決めに基づく査証免除措置を停止)(日本国籍者は対象外)。(注3)
●中国及び韓国に対して実施中の水際対策の継続。
それぞれの点の詳細な内容につきましては,以下の官邸ホームページ(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/sidai_r020326.pdf )を御覧ください。
最後に
外務省から発表されている渡航に関する情報をご紹介しました
スペインやイタリア、アメリカは深刻化していて本当に先が見えない状況になっています。日本もやっと渡航制限が出たなと私は思っています。世界各国はもっと大変な状況です。スペインの友人に連絡したら「生きてるよ」と返事が来るくらいのレベルにあります。メールからただならぬものが伝わってきました。そういう状況にならないように、今これ以上感染が拡がらないようにそれぞれができることをやっていきましょう
心配ばかりして不安になっても仕方ないです。今後も手洗い、うがい、咳エチケットを十分に。そして免疫力をアップしていきましょう。
首都圏で不要不急の外出を控えるように要請が出ました。
日本は感染者が少なく、病院に患者が殺到している状況では今はない。これが一気に人数が増えたら、病院に収容できなくなり、治療も受けられない、病院にも行けないという状況にならないための措置。
ウィルスは人から人へ感染するので、そういう場所に行かないということです。何よりも安全第一で過ごしていきましょう。