こんにちは!
京都で座禅体験に行ってきました。
座禅体験は今回が二回目。4か月前に友人が誘ってくれて「建仁寺」で初めて座禅体験をしました。座禅はおすすめですが、まさか一人で「圓光寺」の座禅体験に参加するとは・・・ 🙂
初めて圓光寺に行った時に、石庭「奔龍庭」と日本庭園がすごくよくて、とても落ち着き、静寂の空気がとても気に入ったのです。
パンフレットに、毎週日曜日開催の「座禅体験」が載っているのを見て、やはり気になるので予約しました。その後、実はドキドキでちょっと緊張していました。ですが、座禅体験に参加してみて、やはりよかったな~と思います。
いろいろと思ったこと、感想や気づきがあり、静寂な時間は私にとって次へのドアが開いた感じです。
京都「圓光寺」での座禅体験、アクセスについてご紹介します
圓光寺の座禅体験
京都の圓光寺は、もともと徳川家康が開いた学校です。
明治以降、日本で唯一の尼僧専門道場でした。
その当時の禅堂「蟠龍窟」が現存していて、毎週日曜日に座禅会が開かれています。初心者にも、わかりやすくご指導してくださいます。
圓光寺 | |
住所 | 京都府京都市左京区一乗寺小谷町13 |
TEL |
075-781-8025 (受付時間 午前9時~午後5時まで) |
日曜座禅会 |
午前6時~8時 初めての場合は15分前 |
志納金 |
1000円(初回のみ) 二回目以降はお心づけ |
内容 |
座禅、作務、法話、朝粥 |
・修学旅行、団体(20名以上)での体験をご希望の方は、開催日時は別途相談です。
・前日の17時までに予約が必要です。初心者の方は坐り方や呼吸法を丁寧に教えてくださいます
圓光寺の座禅体験は、紅葉時期の11月を除く、毎週日曜日開催されています。
時間が6時~8時と、早いです。
というのも、圓光寺の拝観時間は9時からです。なので、6時から8時の座禅体験が終わると、、、それからは、お庭を自由に見ていいのです。
十分に時間があります。朝の時間は、さらに清々しくていいですよ
お地蔵さまもどこかにいますので、探してください♪
圓光寺の入り口の「奔龍庭」も素敵なので、じっくりと感じてくださいね。
座禅体験に参加しようか・・・となったのか。
それは、圓光寺での不思議な体験があったから。詳しくは読んでくださいね~(^^)笑ってしまう。歓迎っぷりがすごかったのです。
初めて行った圓光寺での楽しい不思議体験はこちら
【京都・圓光寺】神様からの歓迎サイン!龍神様に出会い!神様のお使いが現れた
圓光寺へのアクセス
【アクセス】
・叡山電鉄叡山本線「一乗寺駅」下車、徒歩15分
・京都市営市バス5系統「岩倉操車場前」行き乗車、「一乗寺下り松町停留所」下車、徒歩10分
【駐車場】30台
地図付きで詳しく説明しています。こちらをご覧ください
【京都】圓光寺のアクセス!京都駅から市バス?電車?おすすめの行き方は?
【圓光寺の座禅体験】おすすめポイント
「圓光寺の座禅体験」を是非興味がある方は体験してほしいなと思ったので、おすすめポイントをまとめてみました。
1、みんなで一緒に座禅をする
まず、圓光寺の座禅体験は、住職さん、お寺の方々も一緒に座禅するということ。だから、本格的。禅の教えに沿って、進めてくださいます。足の組み方から、座り方も教えてくださいます。できなくても、それなりのやり方を教えてもらえます。。。だから助かりました。
やはり、長い時間座禅をしていると、足がしびれるので、そうならない座り方のコツも教えてくださいました。それがよかったのか、、、なんとかしびれず大丈夫でした。
2、作務といって、座禅が終わるとお庭のお掃除、草むしりなどをみんなでします
3、作務終了後に、みんな一緒におかゆを頂きます
4、座禅が終了すると、お庭を見ることができす(9時まで)
5、住職さんの法話を聞くことができる
個人的には、座禅での静寂な時間を持つことができるのがすごくよかったです。もともと、この圓光寺は尼寺の修行の道場だったので、その流れがあるのかな~と思いました。そこまで厳しいという雰囲気は感じませんでしたけど、いろいろ気づきや学びがありました。
楽しかったです
座禅体験とは・・・
まず、初めての人は15分前着(5:45着)です。遅れないように!
初心者の人に向け、座禅のやり方を詳しく説明してくださいますので安心です。座禅は2回あります。
圓光寺のビデオがあります。こちらをご覧ください
おかゆを頂く時も、ご飯も禅では修行の一環なので、
いつもいつも、気が抜けません。
ほや~とおしゃべりしながら、むしゃむしゃ食べることはできません。
本来は生きるとはそういうものなのでしょう。
おかゆの食べ方も教えてもらえます。
住職さんのお話も聞けますし、一番弟子のような副住職さん?とお寺の方も一緒に、みんなで頂きます。
あんまり、これ以上詳しく説明しない方がいいですね。
驚きがあった方が楽しいから、、、こういうのは(笑)
え?
どうするの?
どうなってるの?
ドキドキ、ちょっと緊張感ありで楽しむ方がおすすめです。
般若心境をみんなで唱えて、もうひとつ、感謝のお経を読んでから、おかゆを頂きます!
今思い出しました、「般若心境」の最初の言葉も住職さんは説明して下さり、
「観自在菩薩(かんじーざいぼさつ)」
これは、自分の中の菩薩を観るってことですよ!
自分自身の内側の神を観なさいってこと。
外にはないんです。
と言われ、、、確かに!すご~~く、すご~~く納得したのでした。
住職さんのお話がとてもよかったです。
座禅体験を終えて
私って修行好き?修行する気はないって思いながら、座禅体験に参加した私・・・圓光寺に惹きつけられてしまったのは、もともと尼寺だったので、過去世で「尼さん」もやっていたのか・・・そんなことも思いながら。笑
座禅も修行の一環なのでしょうけど。静寂な時間を持つこと。静かになることは大切です!
やはり、一人だったけど、思い切って座禅体験に参加してよかったです。私は座禅はそんな熟練でないのですが、とてもいい時間が過ごせました。あとから、じわじわよかったな~となっています。座禅は半眼で、瞑想とは違って、難しいと思い込んでいたけど、座禅の方が私には合ってるようです。
初めての圓光寺での座禅、
長い沈黙の時間、、、耐えられるか、足は大丈夫? なんてもちろん心配していました。当日も、座りだして、足痛いかも?と思う時が来たら、、、思考じゃない、、、数を数え、呼吸に意識を向けて、お堂「 蟠龍窟」の外で小鳥たちが奏でるメロディを聞いていると、、、気持ちが落ち着き、心地よくなっていきました。
なんというのでしょうか・・・とても心地よい中に入っていく。
だから、座禅の時間が思ったより、すぐで、「え!もう終わり~」って感じでした。私の時間の感覚だと、早い?まだ半分くらいの時間しか経っていないのでは・・と思っていました
座禅は二回あります。
1回目の座禅と二回目の間に、お堂の外をぐるぐる歩きます。みんなで列になって歩きます。これも禅の修行のひとつなんだそうです。歩くことで「無」になるってこと。
全部説明があるので、大丈夫です
禅というのは、
座禅をしている時だけをいうと勘違いしている人が多いけれど、禅は座禅だけのことではありません!
座っているだけが、禅ではない!
と住職さんのお言葉がありました。
日常生活の、お掃除、ご飯を作ったり、食べたり、、、すべてが禅なのです
だから、圓光寺では作務を禅の一環としてやります。
とのことでした。
生きていること、生活すべてが禅!
切り分けられないということですね。
いいお話がいっぱいあったのですが、全部記憶できていなくて、
だから、もう一回行きたいと思っています
静寂な時間を持つということ。
すごく納得したお話でした。
いつも何かを頭で考えています。思考優先の生活をしているでしょう。
頭を使うんじゃないって。
静寂になりなさい
そうすると、見えてくる
二元性ではない
一元性
何か物事をやっているとそれに集中する。
そのものになりきっていくこと。
自分とそのものを離して、分離させるのではなく、ひとつになる。
例えば、季節もそうです。
冬であれば、いくら寒くても、自分が冬になりきるって言われていました。
広がっているものを、ばらばらになっている、自分自身をひとつにしていくということですね。そうすると、本来の自分に戻ってくる。還ってくるんですね。なんだか、今までに読んだり、聞いたりした内容の話をお寺で聞くなんて思っていなかったので、驚きましたが。
結局、同じだな~と。
今までに読んだ本やスピリチュアル系の人がよく言っていることと同じだな~と思いました。
そして、一元性ということもそうでした。
今は分離の時代
これが終わって統合になる
こんな話、今までもよく聞いていた内容。
まさか、禅堂の住職さんから二元性と一元性のお話が「禅」だったと聞くなんて思っていなかったので、驚きました。禅の教え。
二元性じゃない!
一元性!
分離しない!
この言葉がとても響きました。
「ワンネス」とか「あなたがわたしで、私があなた」こういうことをこのブログでも書いてきていますが、まさに~ってことを住職さんが言われ、やっぱりそういうことなんだな~と思ったのでした。
座禅の静寂な時間がとても心地よくて、毎日の中で、静寂のあの気持ちよかった時間を再現していきたいと思っています。座禅体験後から、静かな時間がにんまり笑顔、何も考えていないのに、何かがおかしいとか面白いわけでもないのですが、にんまり~楽しい~となっています。座禅の影響かな(*^-^*)
座禅にご興味がありましたら、圓光寺、建仁寺、どちらもおすすめです。
全く初めてなら、建仁寺がおすすめかも。建仁寺での体験はこちらです。
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