季節柄、インフルエンザの予防接種に行ったり、ちょっと冷え込むと風邪ひかないように~と気にする季節になってきました。風邪の引き始めやインフルエンザなどの予防に効果があるものの一つに「ハーブを使ったうがい」があります。
ハーブには殺菌作用や炎症を鎮める作用、去痰(たんを取り除く)、免疫力を高めるといった効果があります。ハーブを活用して体調不良を乗り切りましょう。
外から帰ってきて 「あれ?のどがイガイガするかも?」という日はありませんか? この「ちょっと喉がへん?」をそのままにしておくと、翌朝にもっとひどいことに・・なんて経験はありませんか?
風邪はひきたくないですよね。そうならないためにも 「あれ?のどの調子が少しおかしいかも」と思った時は、
すぐにうがいがおすすめです。
冬の時期は、外から帰ってきたら、まずうがいをして風邪を予防したいものです。
水うがいでは、あまり効き目がないので、殺菌・抗菌効果の高いタイムでハーブのうがい薬を作って使っています。軽い初期症状の段階で撃退してしまうと、本当に楽です。
ハーブの中でも、一番殺菌、抗菌力が強いのがタイムです。
タイムで簡単に作れるうがい薬をご紹介します。
タイムの効能と使い方はこちらです↓
パッと読むための見出し
ハーブの中で「タイム」が一番殺菌力がある
タイムにはチモール、カルバクロール、ボルネオールの三大成分が含まれています。
3つの成分が入っているハーブはタイムだけです。
タイムはハーブの中でも特に殺菌力が高く、この殺菌力に抵抗できる細菌はほとんど存在しません。
肺の炎症や気管支炎、せき、たん、ぜんそくなどの呼吸器系の疾患に効果的で、風邪でのどが痛い時や痰が絡むときにも有効です。喉や胃の粘膜を調整し、利尿作用を促す作用もあります。
ハーブティで飲んだり、濃いハーブティでうがいをすることで、風邪やインフルエンザなどの予防に効果があります。
タイムの効能についてはこちらに詳しく載っています
【ハーブ】タイムのうがい薬の作り方
うがいのために、毎回、毎回、濃いハーブティを作るのもおすすめなのですが、毎回毎回作るのは意外と手間もかかるもの。作っても、その日に使ってしまうか、冷蔵庫に保存してもそんなに長くは保存できません。
また、ハーブティの場合は、外出先から帰ってきて、すぐうがいをしたいけど、帰宅してからハーブティを入れていたら、冷ますまでの時間もかかります。
そこで、長持ちして、いつでもすぐにうがいができる「タイムうがい薬」があります!
タイムうがい薬というのは、チンキです
チンキというのは・・・植物(ハーブ)からのアルコールなどを使って抽出した、濃縮エキスになります。
とっても簡単です!
入れて置いておくだけでできちゃいます(^_^)
ただ、2週間くらいかかりますので、お早めに準備を!
では、「タイムチンキの作り方」を紹介します。
タイムチンキの作り方
1、乾燥タイムを準備する
2、お酒を準備する
タイムチンキは、ウォッカやホワイトリカーがおすすめ
梅酒を作る時のホワイトリカーでもよい。日本酒の場合は、純米酒+カモミールは相性抜群
タイムチンキを作るのに、ウォッカで作ってみました
3、乾燥ハーブタイムとウォッカの分量を準備します。
乾燥タイム20gに対し、ウォッカの量は100~150ml
少し濃いめに作ってもOKです。
使う時には薄めて使いますので。
4、密閉性の高い瓶を準備しましょう
瓶にタイムを入れて、ウォッカを注ぎいれます。
その後、1日1回、ふります。
いつ、何を作ったかは、日付を書いてテープで貼っておきましょう。
意外と忘れてしまいますので
↑振った直後の写真なので、タイムがお酒の中で泳いでいます~~
冷蔵庫や冷凍庫に入れる必要はなく、常温で直射日光を避ける場所に置いておいてください。
2週間~1か月程で、出来上がり!
そして、濾して使います。
濾す時は、コーヒーフィルターや大きめのお茶パックが便利です。
タイムチンキを使い、うがいをする時は、
希釈して使います。
タイムチンキの濃度にもよりますが、コップに水を入れ、小さじ1/2のタイムチンキを入れ、うがいをします。
タイムチンキのその他の使い方
・虫刺されに
蚊やブヨなどの虫刺されに効果的。スプレー容器などにタイムチンキを希釈して入れておきます。蚊に刺された箇所に、シュッっとふきかけます。かゆみはなくなります。
・傷の消毒
スプレー容器などに入れて持ち歩けば、ケガをした時にもシュッとひと吹きできますね!タイムの殺菌作用の効果。
・鼻づまりに
マグカップにタイムチンキをたらして、湯気を吸い込むような感じでゆっくり呼吸します。タイムの香りと成分により効果的。タイムはハーブの中でも特に呼吸器系に作用するハーブなので効果的。
・ハーブバスや足湯
タイムチキンを10~20mlをお風呂に入れて使用します。薬効、リラックス効果あり。
「ハーブティー」でうがいする方法
タイムのハーブティーは、飲むわけではないので「濃い目」に作るのがポイントです。多少多めに作っておき、冷蔵庫で保管するとはもちますので、一日で使い切りましょう。
濃いめに作っておいて、薄めてハーブティとして飲むのもおすすめです。置いておくと、香りがなくなります。
タイムは煮出したときの湯気の中にも、精油成分の抗菌や殺菌効果が入ってます。
「作り方」
タイムを小さじ2杯をコップに入れ、熱湯1カップを注ぎ、ふたをして5分おく。
蓋をするのがポイントです!
「使い方」
茶こしでこして、ハーブティーでうがいする。
毎日、タイムティーでうがいをするのはオススメですが、長期飲料や多量飲料は避けてください。効能が強すぎてしまいますので、飲みたい場合は、ブレンドティーがおすすめです。
タイムの入手方法
近くハーブショップがあればすぐ購入できるのですが、ない場合は通販が便利です
念のため、ご紹介します
ウォッカなどのリカーは、スーパーやリカーストアで簡単に手に入りますよね
もし、喉が痛くて、タイムのチンキを作り時間もない!と言う場合は、のどの痛みを和らげてくれるハーブティがあります
↓↓↓
まとめ
ハーブで風邪予防について、タイムうがい薬の作り方をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
このタイムのうがい薬は、効果てきめんです。
2、3回軽くうがいをするだけで、のどがすっきりします。また、口内洗浄液としても使え、口の中がねばつく時に、うがいをするとサッパリするだけではなく、炎症をおこした歯肉や潰瘍性の口内炎にも効果があります。
ハーブの中でも「タイム」は本当に効果効能が素晴らしいので、うがい薬の他にも、日常的にお料理にも使っています。
身体と心に優しいハーブで風邪のケア、ナチュラルライフを目指しましょう♪
ハーブを料理に使うなら
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