「ルルドってどんなところ?」
と聞かれることがあります。
一言で何といったらいいのでしょう。
ルルドの泉、
奇跡の泉、
マリア様出現、
言葉でお伝えするのは難しいパワースポットだと思います。
なかなか感じることが少ないエネルギースポット?!と言えるのかもしれません。
例えば、「わ~!!!すごい!!」っというような、
見るだけで聖地とわかるような霊山や神域の滝、
人間が作り出したタワー、
神社のような観光名所という感じでは全くなく、
とても神秘的で、
みんなが祈るからパワースポットのパワーが増幅しているところ、
祈りの場所。
と私は感じます。
フランスのルルドについて写真と共にご紹介します。
夜に行われる「ろうそく行列」がまたすごいので、その様子もお伝えします。
フランス・ルルドとは
「フランスのルルドの泉」について聞いたことがありますか?
奇跡の泉が湧いてきた?
神秘の場所?
不思議な体験?
病気が治癒した?
マリア様の出現は世界に数か所ありますよね?
ここ、ルルドもそうです。
1858年2月11日、
14歳の少女ベルナデッタが郊外のマッサビエルの洞窟のそばで薪拾いをしているとき、初めて聖母マリアが出現したといわれています。
奇跡の水のはじまり
聖母は、ベルナデッタに「泉に行って水を飲んで顔を洗いなさい」と言い、ベルナデッタは近くに水は無かったため、近くの川へ行こうとしたが、聖母が「洞窟の岩の下の方へ行くように指差した」ところ、
泥水が少し湧いてきており、次第にそれは清水になって飲めるようになった。これがルルドの泉の始まりです。
この奇跡の水が湧いてきたところは、今は水は汲めないようになっていて、カバーで覆われていて、見るだけです。
そして、この上にマリア像が建てられました。
ここでは、一日に数回、ミサが行われています。
フランス語だけでなく、イタリア語や英語、世界各国から巡礼者が訪れています。
ルルドは、聖母マリアの出現と「ルルドの奇跡の泉」で知られ、カトリック教会の巡礼地です。
ルルドの大聖堂は、奇跡の水が湧いてきた洞窟のその上に建てられています。
↑ルルド大聖堂の正面の右側に、聖母出現の奇跡の水が湧いてきた洞窟、沐浴の場所、誰でも水を汲める場所があります。
正面の門から入ると、真正面がルルド大聖堂です。
ルルドを訪れた時に感じた事
2011年10月に初めてルルドを訪れました。
「ルルドに行ってみたい」という気持ちだけで、事前にどんなところで何をするかと言うのは全く予定を立てずに、
スペイン巡礼の前にヨーロッパを旅していたので行くことを計画をしていました。フランスのルルドはスペイン巡礼路でもあるんです。
巡礼手帳(クレデンシャル)を発行してもらえるので、私は3度歩いたスペイン巡礼で、奇遇にも2度もここルルドで巡礼手帳を発行してもらっています。
初めてのルルド、、、
あまりにすごくて、ルルドのなんとも表現できない計り知れない迫力に圧倒されました。とてつもないパワーです。強力な磁場を感じました。
あの時は何と言っていいかわからず、ただならぬ何かを感じたんですよね。
すごいパワーで、このまま帰れない。一泊じゃ足りないと急遽予定を変更して2泊しました。そんな感じの初回のルルド訪問でした。
びっくりしたのは、車いすや担架に乗った方々の多さです。沐浴の列に並んでいると、次々と車いすの方々が入られていきます。
車いすの方々の並び口は別にあって、最優先なんです。そして、車いすや担架を押しているナースやシスターの方々の顔が生き生きとされていて、真っ白なユニフォームを身につけられていて、まさに白衣の天使。そんな印象でした。
車いすの方々や担架に乗っている方々の人が、あたりまえにいらっしゃって、日本の町中で車いすの方を見かけることっそこまで多くないですよね。それが、ルルドでは当たり前、彼ら彼女達が最優先。そんな状況がすごいな~と思いました。
ルルド旅行の二回目、三回目は、車いすの方々や担架の方が前より少なったのかな、、、と感じる自分がいて、もしかしたら、特別感がなくなってごく普通に当たり前に接したり、受け止めるようになっていたのでそう感じたのかな~とも思います。
そして、それぞれ訪れている人の中には家族に病気の方がいるようで、写真やハンカチなどをルルドの奇跡の水が湧いてきた洞窟の壁にあてて、祈っています。その祈りが真摯でひたむきで熱い。
ルルドは、ピレネー山脈の麓、
もともとの土地のエネルギーもかなり強く、
聖母マリア様の出現、
奇跡の泉が湧いてきているのですから聖地です。
さらに人々の祈りの力が合わさり、強い磁力が湧きあがってきているパワースポットになっていると思います。
ルルドを訪れることができ、病気が治癒するという人々の生命力を感じたり、人々の熱い想いが作る磁場だと思います。
ルルドのろうそく行列
夜9時からろうそく行列は行なわれています。
夜8時頃になると、どんどん人が集まってきます。
誰でも参加することが出来ます。
キリスト教信者であっても、なくても、誰でも参加できます。夜の9時から始まるので、8時頃からキャンドルは大聖堂内で販売されていて、1ユーロをボックスに入れるか、お土産さんでも購入できますので。風除けもしっかり確保しましょう。
そのままキャンドルを持って列に並んで待っていると、誰かが火を灯しているので、その火をもらって、次の人、次の人へと火が灯されていきます。
行列の先頭は、ルルド大聖堂から水を汲める場所の方へ行ったところ、水側でなく、川に近い方に既に並んでいると思います。マリア像が運ばれてきているかもしれません。
先頭近くにいると、マリア像もたまに見えるのでいいと思いますよ。ルルド大聖堂を一回りずっと歩いて行って、最後は大聖堂前でミサのような感じになりますので、あんまり後ろの方にいたら、人も多いので何も見えないという事になりかねません。
夜9時になると静かにマリア様の像を先頭にして「ロウソク行列」がスタートします
↑2011年のろうそく行列でのマリア様
↑2016年のろうそく行列でのマリア様
キャンドルを持ち祈りながら歩き始めます。
本当にたくさんの世界中からの祈りの人々で埋め尽くされ、車いすに乗った方々や担架に寝た寝たきりの方々を押すのはシスターやナース達。ゆっくりゆっくり。歩いていきます。
みんなで一歩一歩
祈りとともに歩き続ける
アヴェ マリアの熱唱が今でも思い出され、口ずさんでます。あの感動が忘れられません
たくさんの人の祈りがあるからこそ、
さらにエネルギーが溢れ
大きな大きな磁場を作り出している
それぞれの人が持っているパワーってすごい。
それが一緒になるとさらにすごい
想像を超えるエネルギーになっていきます。
火が灯ったろうそくを持ち、聖域の中を歩き、行列で行進していきます。大聖堂の前の広場を練り歩きます。
聖堂の前では、世界各国の言葉で聖書が読まれ、各国の祈りの言葉が聖域に響き渡ります。
そして、アヴェマリアの歌の大合唱
みんなアベマリアの部分だけ世界共通語のようで歌います。
一斉に、手を挙げ熱唱します。
「アヴェ~、アヴェ~、アヴェ~マリア♪」
「アヴェ~、アヴェ~、アヴェ~マリア♪」
大聖堂の敷地内を一周して歩いてくると、大聖堂の前に集まります。
車いすや担架に乗った方々が一番前です。
ろうそく行列が終わった後も、祈りは続いていました。
ろうそく行列に、二日続けて参加しても素晴らしい経験になります。ですが、歩くのにちょっと疲れちゃったと思われたら、二日目は大聖堂の上の方から見ながら参加もおすすめです。
ルルドのおすすめホテル
大聖堂に近いホテルがおすすめです。
夜のろうそく行列に参加した後にすぐにホテルに戻ることが出来ます。また、朝にお祈りに出かけ、一旦ホテルに戻って休憩して、また午後から出かけることもできます。
3つのホテルはルルド大聖堂にい近くに、とても便利で快適ですのでご紹介します。
・ホテル シャペル エ パルク(Hôtel Chapelle et Parc) |
・グラン オテル ガリア & ロンドル(Grand Hôtel Gallia & Londres) |
・ホテル ラ ソリテュード(Hôtel La Solitude) |
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最後に
フランスのルルド、いかがでしたでしょうか?
夜になりますが、ルルドに行ったら、ろうそく行列に参加するのをお勧めします。
とてつもなく大きな大きなエネルギーを感じられます。
ルルドは、パワーが半端ない場所ですよ。
ボルテックス・・・エネルギーが渦を巻いているような、磁場、強い力が大地から沸き起こってくるような場所なんです。
目には見えないけど、
こんなに力強い、波打っているような、
大地から湧き上がって天に浮き上がるような
エネルギーを感じたのは初めてでした。
世界各地のパワースポットと呼ばれているところに行ってますけど、
ピレネー山脈の麓のもともとの強力な磁場、
人々の祈り力が相まってさらにパワーを増す
人が作り出すパワーが本当にすごい
祈りのパワー、
人が持っているエネルギーって計り知れないのです!
是非、一度は体感してほしいエネルギーですよ。
クリスチャンじゃなくても誰でも参加できます。
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